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アメリカ大統領の息子と、イギリスの王子が恋に落ちたら…? 世界を揺るがす大スキャンダルが米英の外交問題に発展!? イギリスのロイヤルファミリーは、伝統と革新のはざまで激しく対立。そしてアメリカは、次期大統領選の真っ最中。2期目を目指すファーストファミリーは、最大のピンチを乗り切れるのかー。

ピート・ブーテジェッジ氏の回顧録を読んでいたところ、次期大統領選とLGBTつながりで、Amazonが絶妙な本をオススメしてくれました。アメリカ人作家Casey McQuistonのデビュー作「Red, White & Royal Blue」です。このキュートな表紙、そして恋に落ちる2人はともに自国のアイコン的存在のイケメン…という設定。これはもう、買わないわけにはいきません。日頃からAmazonのアルゴリズムを鍛えている甲斐あって、Amazonは私の好みをだいぶわかってきたようですね(決して、Amazonに趣味嗜好をすべて握られ、操られているわけではない!!!断じてない!!!!!泣)。

米Amazonやgoodreadsでの評価が高かったこともあり、期待を込めて読み始めたのですが、前半は、正直「うーん…」という感じでした。セレブのイケメン同士が都合よくくっ付く、ありきたりな展開。キャラクター設定も弱く、この2人が惹かれ合う理由がイマイチつかめません。ちょいちょい挟まれるラブシーンも、いかにも腐女子へのサービスで入れときます的な感じで、不必要に繰り返されるだけ。「君の名前で僕を呼んで」のようなハッとする描写があるわけでもなく、ただ退屈なだけでした。性的シーンに頼らずとも2人が愛し合っているとわかるような工夫がもっと欲しかった…。

それでも、SNSとゴシップ紙に常に追いかけ回される有名人の悲哀は十分に伝わってきますし、高級セレブもカメラの回っていないところでは汚い言葉で悪態をついたりするんだろうなあ、などと想像するのが楽しくて、なんとか読み進めることができました。

そうして前半の2人のイチャイチャに耐え切ると、後半からストーリーが一気に動き出し、がぜん面白くなります。前半では影の薄かったアメリカ大統領(女性です)とイギリスの女王の出番がグッと増え、緊張感あふれる展開に。大統領選の陰謀論なども飛び出し、「グッド・ワイフ」「グッド・ファイト」などを観ている人ならニンマリできる内容。主役の2人のキャラクターも前半より輝きを増し、彼らの幸せを願わずにはいられなくなります。

著者のあとがきによると、2016年初めにこの作品の着想を得たものの、同年の大統領選の結果に大きく失望し、いったんは執筆を諦めたそうです。しかし「嫌な現実を忘れ、希望を見いだすことのできる『もう一つの世界』を描きたい」と思い直し、この小説を完成させました。著者の願いどおり、私も(前半部分に目をつむれば)読んでいる間は時間を忘れ、爽やかな読後感を味わうことができました。

著者は「赤い州」ルイジアナ州出身で、現在は「激戦州」のコロラド州在住とのことです。ゲイを公表しているピート・ブティジェッジ氏も「赤い州」のインディアナ州出身。こういう人たちが出てきているということは、未来は明るいのではないでしょうか? 世の中の誰もが愛する人と一緒にいられる時代がそう遠くない日にきっとやってくると思います。


※Fワード、性的シーンが多数登場します。ご注意ください


映画化も決定しているそうですよ >>



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by book-of-dreams | 2019-06-29 19:50 | Rom-Com | Comments(10)
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ニューヨークにあるキッチン雑貨のお店「Fishs Eddy(フィッシュ・エディ)」。マンハッタンやブルックリンの街並みをモチーフにした可愛らしいイラストや、ユーモラスなメッセージがあしらわれたオリジナルの食器が人気のお店。日本でもPLAZA(旧ソニープラザ)などでの取り扱いがあり、ご存知の方も多いと思います。私もこのお店が大好きで、ニューヨークを訪れた時には必ず立ち寄り、SALEのコーナーで掘り出し物を探すのを毎回楽しみにしています。

Fishs Eddyは、Julie GainesさんとDave Lenovitzさん夫妻によって1986年に創業されました。そのお店の歴史が1冊の本になっています。タイトルは「Minding the Store: A Big Story about a Small Business」。文章はJulieさん。そして全編を彩るふんだんなイラストを、息子のBen Lenovitzさんが描いています。

昨年秋、お店の公式サイトでこの本が紹介されているの見て、表紙の可愛いイラストに一目惚れして購入。本を読むのが遅い私が1日で一気に読んでしまうほど読みやすく、かつ中身の濃い、素敵な本でした。
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全ページを飾る、味わい深い手描きのイラスト

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お店の代表作「212スカイライン」シリーズの誕生秘話も


ご夫婦の出会いに始まり、お店のオープンから現在に至るまで、興味深いエピソードが次々に登場します。作風こそほのぼのとしていますが、Amazonでも「起業」「ビジネス」のカテゴリに分類されているだけあって、実はなかなかにシビアな内容。資金繰りの苦労や、家庭生活でのいざこざ、ビジネスが大きくなるにつれて起こる従業員との衝突など、家族経営の小規模ビジネスにおける苦難のあれこれが率直に綴られます。それらの苦労話が、JulieさんのユーモアのセンスとBenさんのほっこりしたイラストによって絶妙に中和され、軽妙で人間味あふれるサクセスストーリーに仕上がっています。

ビジネスに口を出すけど役には立たない母親の話などには思わずプッと吹き出し、9.11テロが起きた際の出来事には胸がジーンと熱くなります。どんな時でもユーモアを忘れずに前進し続けるというJulieさん一家の姿勢はFishs Eddyのモノづくりにそのまま生かされているし、時代の波にさらされながら懸命にお店を守ってきた一家のプライドを感じます。

これまでに読んできた起業家の本(スターバックスのハワード・シュルツ、Amazonのジェフ・ベゾス、そしてドナルド・トランプ…など)の中でも、この本が心に最も響きました。そして、お店の歴史を知り、FIshs Eddyがますます好きになりました。現在、ニューヨークでは地価の高騰が止まらず、家族経営のビジネスを続けていくのは非常に困難であると聞いています。Fishs Eddyにはどうか変わらず(そして引き続き進化しながら)今の場所にずっとあり続けてほしいです。

Minding the Store: A Big Story about a Small Business -Amazon.co.jp

フィッシュ・エディ(公式サイト): Fishs Eddy

NY在住のブロガー・りばてぃさんによるFishs Eddyのレポートはこちら:「ニューヨークの遊び方」



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by book-of-dreams | 2019-06-23 15:02 | 回顧録・伝記 | Comments(5)
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本の向こうにぼんやり写っているのは、
ニューヨークのお土産屋さんで買ってバラまき損ねたトランプ印のチョコレート。
ブーテジェッジ大統領バージョンのチョコが出る日が来たら、絶対に買います!

出木杉くんは、現実世界に実在した!

37歳のアメリカ大統領候補、ピート・ブーテジェッジ氏の回顧録を読み終えました。この本を購入した経緯は以前書いた通り

それにしてもこのブーテジェッジ(追記:6月25日放送のNHKニュースウォッチ9では『ピート・ブティジェッジ』と表記)氏、知れば知るほど、人として完璧なんです。ドラえもんの出木杉くんよりさらに出来過ぎ。

ドラえもんを観たことのある人なら、その大半が出木杉くんではなくのび太くんを応援するはず。非の打ち所のない人間は、往々にしてわれわれ凡人の目にはイヤミに映ったりするものです。しかし、ブーテジェッジ氏にはそれがない。むしろ、神様がこの世に遣わした天使なのではないかと本気で思ってしまうぐらい、全てが清々しいのです。


あらゆる政治家を貶しまくるアメリカの深夜トークショーの司会者も、この人に関しては批判する要素がなくて困っている様子。「ザ・デイリー・ショー」のトレバー・ノアさんも、仕方なく、いつも通りに現大統領をオチに使うしかないようです。


司会者「(2分27秒あたりから)ブーテジェッジ氏は7カ国語に堪能なんです。『ノルウェー人作家の本が読みたい』という理由でノルウェー語をマスターしてしまうんですよ。スゴくないですか? それに引き換え現大統領ときたら…。本はまったく読まないし、まともに話せる言語もゼロ!」


司会者「(1分40秒あたりから)あなたはオックスフォード奨学生で、元軍人で、ゲイでありながら敬虔なクリスチャン。語学に堪能で、保守的な中西部の出身で、行政の経験まで積んでいる…。あのー、何か大きなスキャンダルになりそうなネタはないんですか? 地下室に死体を隠しているとか…」
ブーテジェッジ「死体はないですw」
司会者「死体もない、か…」

私も、トレバー・ノアさんと同じ感想しかありません…。

毒舌が売りのコメディアンとしてはツッコミどころがないと商売にならないでしょうから、視聴率を維持するためにはトランプ続投の方が都合がいいかも知れませんね!?


それはさておきこのブーテジェッジ氏、先ほど「天使のよう」だと書きましたが、理想郷を追い求めて綺麗事を並べ立てるような、ふわふわした人ではありません。回顧録から見えてくる彼の素顔は、現実を冷静に見極め、ミレニアル・さとり世代らしい割り切りと潔さをもって計画を実行に移す、地に足のついた人物です。

ノスタルジーに浸りすぎず、イデオロギーにも縛られず、良いアイデアがあれば、超党派での実現を模索します。LGBT差別主義者であるマイク・ペンス現副大統領に対してさえも何とか共通項を見出だし、地域経済の復興のために協力し合う道を探ろうとするのです。ブーテジェッジ氏の人気の秘密は、この潔さとしなやかさにあるのではないでしょうか。右と左の両端から罵り合う人々を眺めて日々うんざりしている私のような者にとって、ブーテジェッジ氏は砂漠のなかのオアシスのような存在。地道にコツコツ暮らしを営む中間層の気持ちをわかってくれる人がようやく現れた…と言う感じです。

それからこのブーテジェッジ氏、ハーバード大学では歴史と文学を専攻していただけあり、ストーリーを語るのがとても上手いのです。回顧録では、選挙の遊説中にローカルフード攻めに遭った、とか、従軍中に理不尽な理由で上司に怒られた…というような小話が生き生きと語られ、アメリカの外に住む私のような者にも、この国を取り巻く現状がリアルに伝わってきます。大統領の任期を終えたら(←気が早すぎ)、ぜひとも作家になってほしい。

何といってもこの回顧録のクライマックスは、夫のChasten(「チャスティン」と発音するようです)さんとの愛の物語ですよ!

恋をしたい人、今恋をしている人、愛する人にプロポーズをしようとしている人、愛に少々疲れている人…そんな方々は、第6章の16節「Becoming One Person」と17節「Becoming Whole」だけでも今すぐ読んでほしいです。これまでさまざまな本を読んできましたが、これほどまでに心にまっすぐ響く美しいラブストーリーを、私は他に知りません。


先日、結婚1周年を迎えられたそうです。おめでとう!これからも末長くお幸せに…。



トレバー・ノアさんの自伝もオススメです



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by book-of-dreams | 2019-06-20 08:49 | 回顧録・伝記 | Comments(2)
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Amazonプライムビデオのオリジナルシリーズグッド・オーメンズ』が面白い!

世界の破滅を防ぐために天使と悪魔がタッグを組む…というファンタジードラマ。ポップな映像と、いたるところに散りばめられたブラックユーモアがもうたまりません。

天使アジラフェルと悪魔クロウリーは、性格も風貌も役割もまさに正反対。混ざり合う要素があるはずのない間柄でありながら、実は裏表一体で相性バツグンなのです。そんな2人のコミカルな掛け合いが、ブロマンスに目がない私のハートをたっぷり刺激してくれます。

天使も悪魔も、ともにすこぶるチャーミングなのですが、とくに、悪魔のクロウリーが最高にロックで素敵なのです。彼の放つ一言一言がごもっともすぎて、我々人間が、悪いヒトや体に悪い食べ物や有害なコンテンツについつい引き寄せられてしまう理由がよーくわかります。

それでですね、今、原作本を買おうか悩み中なのです…。

だって、表紙が私好みなんだもの。
TV Tie-in版もありますが、私が買うなら絶対にこっちです。

って、いかんいかん…!
読まなきゃいけない本が溜まりに溜まってるのに!!!
でもやっぱり欲しいなー読みたいよーー。

私の中の天使と悪魔が、今この瞬間も激しく闘っています。
(結局、悪魔が勝ちそうな予感…)



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by book-of-dreams | 2019-06-11 20:26 | 映像化作品 | Comments(4)

本を読むことについて

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「上等ってのはね、ハイヒールを履いても痛くならない足を持つことを言うのよ。それとね、足を痛めないハイヒールを買えるってことよ」

山田詠美の短編小説集「放課後の音符(キイノート)」からの言葉です。

この本に出会ったのは大学生のとき。就職活動を間近に控え、自分は何をしたいのか、どんな生き方をしたいのか、どうしたら一人前の大人になれるのかさっぱり見当もつかず、焦りや不安を感じていた頃です。

冒頭に引用した言葉を最初に読んだとき、私の中でかすかな反発の気持ちが生まれました。ハイヒールなんか履いて、女っぽさを武器にして他人に媚びる人生なんてイヤだな、と。一年じゅう古着のジーンズにスニーカーで通していた私ですから、この意見にはとうてい賛同できません。それなのに、なぜかこの言葉が私の頭にこびりついて離れなかったのです。

そして、この言葉が自分の心に響いた理由がわかってからは、今でも私の頭の引き出しから頻繁に出し入れする、大切な言葉になりました。

自分の物差しで自分の考えをはっきり言える、この語り手の姿勢に憧れたのです。

ここで言う「上等」とは、あくまでこの語り手が考えるところの「上等」であり、ハイヒールはあくまでもストーリーを語る上での小道具にすぎません。ハイヒールを他のものに置き換えてもいいのです。

小道具が何であろうと、そこに自分だけの選択基準と自分なりのセンスを持てることが「上等な大人」の証なのです。その基準は、職種や年齢や生き方に合わせておのずと変わっていくもの。自分で定めた基準にときめかなくなったら、その都度片付けていけばいいのです。その跡地には新たな知恵や価値観が入り込むでしょう。そのようにして築いた基準は、「なりたい自分」を作るためのものです。誰かに押しつけるものではないし、他の人から強制されるものでもありません。


「ハイヒールを履ける上等な大人にはなれそうもない」大学生の時にそう悟った私は、今でもほぼ毎日ジーンズとスニーカーという格好で通勤しています。イヤなことはとことんやらない頑固者なので仕事の選択肢は限られますし、収入も決して多くはありません。それでも日々の糧をなんとか得られて、好きな本を月に数冊買うことができれば、十分に幸せです。


本は、生きる上で必要な「自分だけの基準」を作る手助けをしてくれます。
私の頭の中の引き出しには「自分だけの基準」を形成してくれた言葉たちがたくさん詰まっています。


中学生、高校生、大学生の女の子たちへ。
社会に出る前に、本をたくさん読むといいです。

本の中から自分のアンテナに引っかかった言葉を集めて少しずつ「自分だけの基準」を作っていくことで、将来、理不尽なことを強要されたり、そのことで誰かを恨んだりする不毛な時間を、自らの意志で減らすことができます。


最後に、私の思う「上等」とは。

「上等ってのはね、本を通して他人の人生を疑似体験することで、人の気持ちが理解できることを言うのよ。そのうえで、自分以外の誰かに思いやりの心を向けられるってことよ」

うーん。
上等な自分になるには、まだまだ時間がかかりそうです…。




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by book-of-dreams | 2019-06-06 20:57 | 本好きのひとりごと | Comments(4)

Red Clocks (Leni Zumas)

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5月15日、アメリカ南部アラバマ州で、人工妊娠中絶を全面的に禁止する法案が成立。同日付のニューヨーク・タイムズでは「人工妊娠中絶問題を深く知るための本」として、3冊の本が紹介されていました。

その中で気になったのが、Leni Zumasの「Red Clocks」。赤を基調とした手描き風の表紙デザインに強く惹かれたのです。女性ディストピア小説の名作「The Handmaid's Tale」と比較する声も多いようですが、こちらは現実により近い設定で描かれているとのこと。今のアメリカ社会を覆う閉塞感が実感できればと思い、購入を決めました。手元に届いたその日からさっそく読み始めたのですが……。
【あらすじ】
近未来のアメリカ。全ての州で人工妊娠中絶が違法となるなど、女性の権利が次々に奪われている。オレゴン州に暮らす高校教師のRoは、独身のまま子どもを持つことを望んでいる。しかし養子縁組が認められるのは両親が揃っている場合のみ、さらには体外授精も禁止という状況では、親になれる可能性は限りなく低い。Roの友人Susanは夫との関係に不満を抱えつつ子育てに奮闘している。Roの教え子Mattieは、望まない妊娠に一人悩んでいた。そして薬草師のGinは、深い森の奥で、悩みを抱える女性たちのために違法な薬を調合する。彼女たちを待ち受ける運命とは…。
えーと、すみません…
半分ほど読んだところで挫折しました…。

作者の文体にどうしても馴染めませんでした。トピックの一つ一つはどこかで聞いたことのある話ばかりなのに、頭にスッと入ってこず、ページをめくる手がしばしば止まります。登場人物の呼び名が章によってコロコロ変わったり、新たなキャラが説明もなく唐突に登場したり、これから盛り上がるかなというところで話の流れが断ち切られたり…。文章が技巧に走りすぎて、ストーリーに集中できないのです。

私の英語力では、このこねくり回された文章を読みこなすのは無理なのでしょう。少々凹みつつgoodreadsのレビューを覗いてみると「読みづらい。挫折した」と言っている同志がちらほらいたので、ひとまずホッと胸をなでおろした次第。

現実社会でこの先「当事者」になるかもしれないアラバマ州やジョージア州の女性がこの本を読んだらどう感じるか、聞いてみたいところです。

残念ながらお気に入りの一冊にはなりませんでしたが、表紙のデザインは本当に好きです。
そもそもこの表紙のどこに惹かれたのか自分でもわからなかったので、改めてじっくり眺めてみました。タイトルの下に描かれた赤い宝石のようなものは女性器のようにも見えます。タブーを破って権力に立ち向かう女性の決意を表しているのでしょうか? そういえば、タイトルの意味もよくわからないなあ。これらの答えはきっと本の中に書かれているはず。この本は大切にとっておき、英語力を磨いて再チャレンジしようと思います。

"Red Clocks" (Leni Zumas) - Amazon.co.jp



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by book-of-dreams | 2019-06-03 00:25 | ディストピア | Comments(8)

趣味で洋書を読んでいます。表紙に一目惚れして衝動買いした洋書のレビュー、本に対する偏愛、英語の勉強などについて綴ります。


by Hiroko