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おはよう、2022年。

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例年、新年の誓いというものをまともにたてたことがないのですが(どうせ守れないことは自分が一番よく知っている)、昨年までのウツウツした気分を振りはらって心を入れ替えるべく、今年はささやかな目標を設定することにしました。

その一つはこちら。「朝一番にエミリー・ディキンソンの詩を一つ読むこと」

毎朝、iPhoneのアラームで目覚め、そのままネットのニュースやSNSをダラダラ見てしまい激しく後悔…というのを繰り返していました。朝からあまり愉快でない話題を目にして心を乱されるぐらいなら、美しい言葉に心を奪われる方がいい。そして、未来をなかなか予想しにくい今、思い切って遠い過去に想像の翼をひろげて、人生の大先輩に教えを乞うのも悪くないのではないかと。

ちょうど手元にはディキンソンの詩集が3種類(ペーパーバック、Kindle版、亀井俊介編の岩波文庫対訳版)あるので、これを活用します。ペーパーバック版裏表紙の解説によるとディキンソンが遺した詩は全部で1775篇とされ、1日1篇読んで5年近く楽しめる計算。うーん、なんて素敵な朝の過ごし方。


本日、元旦にさっそく読んだのは、ディキンソンの詩の中でも特によく知られている「Success is counted sweetest(成功をもっとも心地よく思うのは)」です。


「成功したことがない人ほど、成功という言葉に酔いしれる」という、辛辣な、それでいて人間の本質を真に捉えた、私の大好きな詩のひとつです。

他にもお気に入りの詩はいくつかありますが、そらで言えるほど自分の中に深く浸透しているわけではありません。ディキンソンの素晴らしい詩を自分の一部だと感じられるようになりたい。そこで、1年間で読む365篇の中で特に心に残った10篇を英語で暗唱できるようにする…それが今年の目標です。10篇?少ない?十分でしょう。


ということで、2022年も心身ともに健やかに過ごし、実りある一年にしていきましょう。今年もよろしくお願いします。




エミリー・ディキンソンについては過去記事でも触れています。Apple TV+のオリジナルドラマも面白いですよ。



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# by book-of-dreams | 2022-01-01 15:19 | 詩集 | Comments(0)
今年もありがとうございました_e0414617_15272128.jpeg
2021年が静かに過ぎて行こうとしています。

この一年は私にとって、悩み事や心配事の絶えない、停滞の日々でした。潮の流れに逆らって必死に水を掻いてもどんどん沖に流されていくような心境。2021年なんて早く終わってしまえー、と願うばかりでした。

気分的になかなか浮上できない中でも本だけは細々と読んでいましたが、感想をまとめるところまで気力が持たず、このブログもすっかりお留守になっています。しかしブログ主の不在中にも、過去記事がコツコツと仕事をしていてくれました。

特に「The Midnight Library」や「Nomadland」、「The Outsiders」そして「My Sweet Orange Tree」などのレビュー記事は、思いのほか多くの方に読んでいただきました。これらの作品はどれも現代社会の有り様を色濃く映し出す名作で、一人でも多くの人に読んでもらえたらという思いで記事を書きました。当ブログを通してこれらの本を手に取ってくださった皆さんの時間が実りあるものになったとすれば、それはとても嬉しいことです。


年末年始のお休みは、去る12月23日に亡くなったアメリカのエッセイスト、ジョーン・ディディオンの作品とともに過ごしています。1960年代の混沌をつぶさに見つめ、また最愛の夫と娘の死に正面から向き合い、自分の見たものを飾らない言葉であるがままに書き残したジョーン・ディディオン。私の憧れの人でした。私もいつか彼女の持つ潔さを身につけ、あのような文章を書けるようになれたら…などとおこがましいにも程があることを呟きながら、今年最後の記事を終えたいと思います。ディディオンのエッセイについては、また別の機会に必ず書きたいと思っています。


それでは皆様、良いお年を。引き続き、素敵な読書ライフをお過ごしください。



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# by book-of-dreams | 2021-12-31 08:11 | 本好きのひとりごと | Comments(0)

お久しぶりです

お久しぶりです_e0414617_12174042.jpeg


最後の投稿からだいぶ間が空いてしまいました。皆様お元気でお過ごしでしょうか?

ブログの更新を休んでいる間、本を全く読んでいなかったわけではなく…むしろ昨年の今ごろに比べれば、洋書・和書ともにずいぶん読んでいます。しかしなかなか感想を書く時間と心の余裕がなくて。

折を見て読書記録も再開させたいと思っていますが、しばらくはこうしてたまーに本好きのひとりごと的なことを書き散らしてお茶を濁すことになりそうです。

近況をほんのちょっぴり報告しますと、人生で初めての「ほぼ日手帳」を購入しました。大好きな写真家ソール・ライターのカバーに導かれて…。

このカバーの存在を当ブログの読者さんから教えていただきました。ほぼ日のサイトにはもう長いこと訪れておらず、ほぼ日手帳についてもこれまでほとんど関心がなかったのですが、お気に入りの写真家の作品を常に持ち歩けるって素敵よね…と思い、購入を決めました。ソール・ライターについては雑記ブログとTwitterで過去に少しだけ触れたことがありますが、読者さんが私の好きなものを覚えていてくれたことに感激し、細々とでもブログを続けていてよかったと心から思いました。お知らせいただき本当にありがとうございます❤︎ 感謝のチューーーを(いらんて)


手帳の類をこれまでろくに使いこなせた試しのない私ですが、今度こそは、お気に入りの写真を持ち歩ける喜びとともに有効活用できそうです。最近になってちょっと細かく記録しておきたい事柄も出てきたので、ちょうどよかったな。

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この裏表紙も実に良い!有名な赤い傘の写真も素敵だけど、私はソール・ライターの窓ガラス越しの写真が大好きです。

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手帳本体は、一応洋書読みなので英語版の「Planner」を購入しましたが、一刻も早くこの手帳を持ち歩きたくて、「ほぼ日の方眼ノート」を年末までの日記帳として使うことにしました。これがとても自由で使い勝手が良いので、手帳本体は必要なかったかなと思い始めてきました…。それでもやっぱり、来年の1月1日に手帳を下ろすのが今はとても待ち遠しいです。

お久しぶりです_e0414617_12173963.jpeg


賑やかなニューヨークの街の風景を徹底して「静」の世界に落とし込むことで、そこに息づく人間の「生」を鮮やかに写し出したソール・ライター。日本版の写真集では、そんなソール・ライターの作品とともに、彼自身が語った人生哲学を英語・日本語併記で心ゆくまで味わえます。


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# by book-of-dreams | 2021-09-23 13:32 | 本好きのひとりごと | Comments(2)
懐かしいその人の元気そうな姿に、思わず顔がほころんだ。

2008年のちょうど今ごろ、私は一人でニューヨークを訪れていた。ニューヨークを旅するのはそれが初めてだった。見るもの聞くものすべてが新鮮で、大きな刺激に満ちていた。街の人々はみんな親切で、旅のあいだに言葉を交わした人たちのことは今でもよく覚えている。中でも心に深く残っているのは、セントラルパークでサックスを演奏していた男性だ。

その人は、あれから13年たった今でも毎日のように同じ場所に立ち、演奏を続けているのだという。コロナ禍のロックダウンでマンハッタンから人の姿が消えていた期間もずっと、セントラルパークにその音色を響かせていたのだそうだ。しかも彼は、短編ドキュメンタリー映画の主役になったり(映像はVimeoで視聴可能。そうそうこの声、この表情!)、テレビ局のニュースでも取り上げられたりするなど、どうやら地元ではその存在を広く知られているらしい。

NY在住の「りばてぃ」さんのブログでその事実を知り、あの時の思い出が再び鮮やかに蘇ってきた。


あの時、彼の演奏を聴いているのは私ひとりだった。力強さと優しいぬくもりをあわせ持つ音色。私と目が合うと、彼は演奏しながらニコッと笑った。私は手元のカメラをちょっと持ち上げ、撮ってもいいかと無言でたずねた。彼は笑顔のままでうなずいたが、カメラを構えると急にあらたまった表情になり、それがなんだか可笑しかった。


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その時撮った写真がこちら。



演奏がひと区切りついたところで私は拍手し、彼の足元の楽器ケースに1ドル札を入れた(もう少し多くあげたかったが、財布の中身が心許なかったのだ)。すると彼は再び笑顔に戻り、私に話しかけてきた。

聴いてくれてありがとう。君は日本人かい?

「イエス。東京から来ました」と答えると、彼の笑顔がさらに明るく輝いた。オー、トーキョーか。僕は以前ロッポンギで演奏したことがある。トーキョーはすごくいい街だね。

そう言うと、彼は私に名刺を差し出した。今夜、◯◯◯っていう店で演奏するから(お店の名前は全く聞き取れなかった)、よかったら聴きにおいで。道に迷ったらこの番号に電話してくれればいいから。

ラルフ・U・ウィリアムズさん、それがその人の名前だった。

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もらった名刺。
13年経ってだいぶ汚れてしまったが、捨てられずにずっと取ってある。



「ありがとう。では行くときには電話しますね」そう言って、私はその場をあとにした。

結局のところ、その夜ウィリアムズさんの演奏を聴きに行くことはなかった。東京でもジャズクラブみたいなところには行ったこともないのに、マンハッタンのジャズクラブに一人で乗り込んでいく度胸などあるわけがない。そういう場所に着ていけるような洋服も持ちあわせていない。それに、ハドソン川を越えたニュージャージーの宿に泊まっていたので、帰りの足も心配だった。

帰国してから、やっぱり演奏を聴きに行くんだったと後悔した。旅先から持ち帰ったこまごました物は今ではほとんど手元に残っていないが、ウィリアムズさんの名刺を今でも大事に取ってあるのは、あの時の後悔が心のどこかにずっと残っていたからだ。

ウィリアムズさんが今も元気に演奏を続けていることを知って、心が弾んだ。お互いに健康で、そして生きていさえすれば、セントラルパークでまたあの音色を聴けるのだ。



地元テレビ局のインタビューで、ウィリアムズさんは演奏を続けることについてこう語っている。「単に演奏しているわけではない。魂を引っ掻いているようなものだ("I'm not just performing. I am scratching my soul, so to speak.")」

魂を引っ掻くって、どういうことだろう。ミュージシャンが発する言葉だから、アナログレコードでスクラッチ音をたてるような感じなのだろうか? 魂を引っ掻き続ければやがて無数の小さな傷ができ、そこから血が噴き出ることもあるかもしれない。時が経てば癒える傷もあれば、深い傷跡として残ってしまうこともある。でも、命を脅かすほどの傷じゃなければ大丈夫。今日も魂を引っ掻いて、自分はここにいるぞと誰に対してでもなく小さく叫びながら、自分の足でしっかり立って生きていく。

セントラルパークに立ち続ける日々の中で、ウィリアムズさんはいいことも悪いこともたくさん経験してきたことだろう。そして、自身の目の前で繰り広げられるさまざまな人間模様を眺めながら、生きることの意味を考え続けていたのかもしれない。


そんなウィリアムズさんが見てきたであろうニューヨーカーの小さなドラマが詰まった一冊の本がある。「Goodbye to All That」という、ニューヨークの街をテーマにしたエッセイ集だ。ウィリアムズさんの近況を知ってから無性に読みたくなって、久しぶりに本棚から引っ張り出した。

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憧れのニューヨーク生活を手に入れたものの、高い家賃に耐えかね、そして慌ただしいだけの日常に疲れ果て、やがて街を去ってゆく。そんな切ないストーリーが、28人の女性作家によって語られる。

ニューヨークはツーリストには最高の街だが、いざ住人になろうとすると途端に態度を一変させ、目の前に厳しい現実を突きつける。ウィリアムズさんのように一つの場所にとどまって、自分の好きなことをやり続けられる人ばかりではないのだ。しかし、無念の思いを抱いて街を出ていく人たちもまた、魂を引っ掻きながら生きていることに変わりない。魂を引っ掻き続けてできた傷をそれぞれのやり方で癒し、前に進んでいく。そんな彼女たちの物語は、キラキラした成功物語より遥かに私の胸を打つ。

それにしても、都会での生活をあきらめて街を去るという話なら東京にもいくらだって転がっているはずだが、舞台がNYになるとたちまち心を揺さぶるドラマに仕上がってしまうのはなぜだろう。数々の困難が待ち受けていると分かっていながら、世界中の人々が夢を抱いてニューヨークにやってくる。いつかウィリアムズさんに再会することができたら、彼の考えるニューヨークの魅力とは何なのか、魂を引っ掻き続ける場所として彼がなぜニューヨークを選んだのか、聞いてみたいなあと思う。




表紙に惹かれて購入して以来、気が向いたときにパッと開いた章をつまみ読み。そんな読み方が心地よい本です。


新版もあり。エッセイ数編が入れ替え及び追加となっているようです。表紙は旧版のほうが私は好きかな…。


ウィリアムズさんの写真を載せた2008年の旅の記録はこちらです↓
りばてぃさんのブログ「ニューヨークの歩き方」ウィリアムズさん紹介記事です↓




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# by book-of-dreams | 2021-06-16 08:52 | エッセイ | Comments(2)
貧困を美化する風潮にクギを刺す衝撃のノンフィクション Nomadland (Jessica Bruder)_e0414617_18042558.jpeg

米国アマゾン・ドット・コムが、自社の倉庫で働くスタッフのためにキャンピングカー用の駐車場を借り上げている。…この本でその事実を知ったとき、あまりの驚きで空いた口が塞がりませんでした。スタッフの福利厚生のためにオートキャンプ場を整備して余暇を楽しんでもらうとか、そういう呑気な話ではないんですよ。

米国アマゾンが借り上げた駐車場を利用しているのは、生活に困窮していわゆる「普通の家」に住むのを諦め、車上で生活することを選んだ人たちです。そしてその多くは、本来であれば退職金と年金で優雅な生活を送っていたはずの高齢者。家も老後の蓄えもすべて失い車ひとつで全米各地を放浪する彼らは、この駐車場に1シーズンとどまり、アマゾン・ドット・コムの倉庫で1日10時間にも及ぶ商品ピッキング作業に従事するのです。

冬のショッピング最盛期の過酷な重労働に耐え抜くと、彼らは再び路上に出ます。夏のキャンプ場や遊園地のスタッフ、農作業といった肉体労働にありつくために。怪我や病気や車両故障などの不安と常に隣り合わせで…。

この衝撃的なルポをフィクション仕立てで描いた映画『ノマドランド』は、本年度アカデミー賞の本命とも言われているようです。日本公開版の公式サイトに載っている著名人のコメントには「大自然の風景が美しい」だの「現代の閉塞感からの脱出口」だの「旅に出たくなった」だのといったキレイな言葉が散見されますが、本を読んだ上での私の感想とはずいぶん違うなあという印象。おそらく映画のほうは見る者に希望を感じさせるような作りになっているのだとは思いますが、このような屈託のないコメントには若干の違和感を覚えます。

だって、これは2泊3日の楽しいキャンプ旅行の話じゃないんですよ。優雅な隠居生活を送る御年配がちょっとした気まぐれで野外生活をしてみるみたいな話じゃないんですよ。体力の充分にある若者が夏休みに冒険気分を味わいながら小遣い稼ぎをするような話とは全く違うんですよ…。上に挙げたような「映えるコメント」は貧困問題の美化につながるもので、この作品が本当に伝えたいこととは正反対なのではないかと思うのです。本の著者ジェシカ・ブルーダーも「ノマド生活を『なんだか楽しそうなオルタナティブスタイル』と見なすのは危険なことだ」と、こちらの記事で警告を発しています。



現代のノマド(放浪者)は、自らをワーキャンパーと呼びます。「仕事(work)」と「キャンプをする人(camper)」を掛け合わせた造語です。日本でもワーケーション(work + vacation)なる言葉を定着させて商売しようとしている人たちがいますね…。そしてそのワーキャンパーたちは、自分たちはホームレスではなく「ハウスレス」なのだと言い切ります。従来の意味での家(ハウス)がないだけで、居場所(ホーム=住むところや働き口)はちゃんとある。だからホームレスとは違うのだ、と。それはそれで素晴らしい考え方だし、社会への恨み節を唱えることもなく自由な生き方を模索し続ける彼らの姿は、私の目にも時にまぶしく映ります。でも。

見栄えのいい言葉は、不都合な事実を覆い隠すだけの道具に過ぎません。彼らが失業することも資産運用に失敗することもなく、居心地のいい家や温かなベッドを手放さずに済んでいたら、放浪生活など好き好んで選んでいたでしょうか。

アマゾン・ドット・コムによるワーキャンパー向けの求人ページをぜひ覗いてみてください。RV車の側でのんびりくつろぐご夫婦(?)の写真とともに充実の謳い文句が並んでいます。このページに果たして実情がどのぐらい反映されているのでしょうか…。この本に登場するノマドワーカーの停泊地をGoogleストリートビューで検索してみると、高齢者がこんなところで暮らし働いているのかと、しばし言葉を失います。

これも多様な生き方のひとつだと言われればそれはその通りです。狩猟採集社会を生きた人々は季節の移り変わりとともに土地から土地へ移動するのが当たり前だったのですから、人間の原点に戻っただけだとも言えます。高齢ワーキャンパーの多くが白人であることを考えると、生き方を選ぶ余地があるだけマシだとも言えるでしょう。人それぞれの人生に正解などありませんが、地道に真面目に真っ当に生きている人の努力が報われる世の中であってほしい。私の願いはそれだけです。今の仕事を失えば再就職はなかなか厳しい…そんな年齢になってしまった私にとって、高齢ワーキャンパーの姿を他人事として捉えることはできません。


この本を読んで「Amazonとんでもないな」と何度も深いため息をついてしまいましたが、それでも、Amazonを100パーセント悪と見なす気にはどうしてもなれません。買い物が不便な場所、生活圏内に書店が1件もないような街に住む人にとってはAmazonのような企業は救世主です(私の出身地はまさにそんな地域です)。Amazonに限らず、物事には必ず光と影の側面があります。一消費者としてその影の部分も知った上で、サービスを利用するべきか否かをそのつど判断していくしかないのかなあと思っています…。


この本を読んだ後でAmazonアソシエイトのリンクを貼るのは非常に気が引けますが…Kindle版の洋書はお手頃価格の500円台です(価格は今後変わる場合があります)。すでに映画をご覧になった方もぜひどうぞ…。



Amazon倉庫の過酷な労働環境に関してはこちらの本でも知ることができます。このような本もきちんと扱うところも私がAmazonを完全に悪と言い切れない理由なのです…。



ちなみに私は最近、紙の本は洋書・和書問わずAmazon以外で購入することが多いです







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# by book-of-dreams | 2021-04-11 17:14 | ノンフィクション | Comments(4)

趣味で洋書を読んでいます。表紙に一目惚れして衝動買いした洋書のレビュー、本に対する偏愛、英語の勉強などについて綴ります。


by Hiroko